爪は手入れの翌日からが好調

 ギターを指で弾く人間は、弦を弾く指の爪を伸ばすことが一般だ。それは私も同様であるが、私は爪で弾くというよりも指頭で弾くタイプで、だから爪は比較的短めにしている。短めで慣れているため、長くなると引っ掛かった感じが強くなって弾きにくい。だから、まめに手入れしたいと思っている。思っているということは、結構いい加減ということ。

 さて、爪の手入れだが、金属のやすりで軽くかたちを整えた後に、プラモデル用の紙やすりで滑らかに研ぐというのだが、どうもやりすぎてしまうのだろうか、短くしすぎてしまうきらいがあるようだ。手入れした後は、弦に爪がかからなくなって、これもまた弾きにくい。

 経験上、爪は手入れした当日ではなく、翌日あたりから調子がよくなって、これは多少伸びるからなのか。あるいは、日常生活をおくることで、爪の表面が多少荒れるからなのか。それはわからない。爪を細かい目のやすりで削ることで、滑らかになりすぎて滑ってしまうとかあるのだろうか。そう思って、一度整えた後に軽く荒い目のやすりで擦ってみたことがあったが、目立った効果はなかった。だから、やはり伸びているのかも知れない。

 細かいことはわからないし、これは短くなった爪に慣れるのに時間がかかるってことかも知れない。それどころか、ただの迷信的思い込みであるかも知れない。しかし、それでも感覚としては翌日からが好調。そう思って、明日のために今日手入れするつもりでいたのだが、ご飯食べてるうちに忘れてしまっていた。と、私はこういった具合にいい加減なのだ。


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公開日:2010.02.27
最終更新日:2010.02.27
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