ずっと取り組んでいる教則本、というほどには取り組めていない『究極のアコギ練習帳 テクニック強化編』。練習課題にはスリーフィンガーもあって、CとGを繰り返す実に単純なものであるのだが、私はスリーフィンガーで手をいためた経験がある。だから少し慎重になっていて、なかなか速度をあげようとはしないでいた。
さて、この教本、練習したのどれくらいぶりだろう。それくらいに弾けていなかったのだが、というのは和声やらエレキやらもやっていて、時間をたっぷりとれてなかったものだから。というわけで、久しぶりの練習だったのだが、あれ、驚いた。確かに規定テンポでは弾けなかったはずのスリーフィンガーが、規定の118BPMで弾けるようになっていた。それも、だんだんにテンポをあげるというのではなく、いきなり118。どうしたものだろう。
まあ、普通に考えれば、別の練習が効いているってことだろう。ホセ・ルイス・ゴンサレスの『ギター・テクニック・ノート』、トレモロの練習が役にたったものと思われる。なんでもちゃんと練習しておけば、他に応用がきくってことだな。よくわかった。