最終更新日：2006.08.07
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それが起こったのは13日の夜。Safariのブックマークバーに表示されているRSSの件数がそこそこたまってきたので、見ようかと思って開いたところ、突然リセットされてしまったようになったのでした。おかしいなあ、これまで数百件読み込まれていたはずのRSSが丸ごと消えてしまって、読み込んでみればすべてが新着として表示されます。保存されているRSSの情報でもとんだのかなあ。その時はそれくらいに思って放っておきました。多分、翌日には大丈夫になっているだろうと思って。
翌日になって、確かにRSSは着々と読み込まれているようで、よかった、トラブルに思われたものの、一過性のものであったようです。と思って開こうとすればまた昨日同様の以上挙動があって、さっきまで読み込んでいたはずの件数が消え、また新たに読み直したような、けれど新着として表示されると期待した記事はそこにはあらわれず、とにかくどうにかなってしまった模様。あらら、どうしたんだろう。
とりあえずSafariの再起動、いやそれよりもOSもろとも再起動したほうがよさそうです。再起動後とりあえず一日運用してみて、状況は変わらず。やはりRSSは読み込まれた端から消えていくようです。参ったな。なにがどうなってるんだろう。けれど、14日はそれまで。確認は翌日に持ち越されました。
一体なにが起こっているのか。一旦Safariをリセットしてみて、必要とあらばplistも捨ててみようと、ホーム以下ライブラリを開いてみたら、そこには明らかにRSSに関係していそうなSyndicationという名前のフォルダがあって、開いてみれば、Database3というファイルにDatabase3_BROKEN、そしてDatabase3-journal、Database3_BROKEN-journalというふたつのファイルがあらわれたり消えたりを繰り返していて、なんだか怪しい。とりあえず一度こいつを削除してみよう。Control-Aで全部選択し、Control-deleteでごみ箱に送ろうとしたところ、Database3_BROKEN-journalだけが消えてくれません。ターミナルから削除（rm）しようとしても消えない。ああ、問題はこれだと直感しました。
こういう問題が起こった場合、怪しいのはディスクのエラーです。ディスクユーティリティを起動し、起動ディスクのチェックをしてみました。いつまでたっても終わる気配がないので一旦キャンセルをしてみたら、出ました。次のような結果が得られたのでした。
ボリューム“Macintosh HD”を検証中 HFS+ ボリュームを確認中です。 エクステントオーバーフロー・ファイルを確認中です。 カタログファイルを確認中です。 マルチリンクファイルを確認中です。 カタログ階層を確認中です。 %) 拡張属性ファイルを確認中です。 ボリュームビットマップを確認中です。 ボリュームビットマップに若干の修復が必要です ボリューム情報を確認中です。 ボリュームのフリーブロックカウントが正しくありません ユーザが中止しました ボリュームのフリーブロックカウントが正しくありません (It should be 10553778 instead of 10553780)",2) ボリューム“Macintosh HD”に若干の修復が必要です。 エラー：基になるタスクが終了時に失敗したことが報告されました 1 個の HFS ボリュームを確認しました ボリュームを修復する必要があります
ああ、ついにこの日がきたようですね。はじめての起動ディスク修復の日がやってきました。ディスクの診断は7月5日にもやっているので、OS X 10.4.7にアップグレードした後に発生したエラーのようです。ともあれ、OS X 10.4 Tigerのインストールディスクを引っ張り出してきて、DVDから起動、ディスクユーティリティでもってチェックしてみたら、ドンピシャ、Database3_BROKEN-journalにエラーありとの結果が得られて、その後修復。無事修復できたのはよかったと思います。
再起動後、~/ライブラリ/Syndicationを確認してみたらまだDatabase3_BROKEN-journalが残っていたので、ターミナルから削除（rm）して、Safariを起動、そうしたらものすごい勢いでRSSの読み込みカウントがあがっていきました。
とりあえず、以上の手順でトラブルは回避されました。ですが、そろそろハードディスクエラーが出始めるような時期にはいってきたようですね。さしあたっては必要なファイルのバックアップでもとりましょうか。これまでほぼノートラブルでがんばってきてくれたiBook G4ですが、そろそろ活躍のピークを過ぎたのかも知れません。でも後一年以上は使いたいので、なんとかがんばって欲しい、持ちこたえて欲しいのですが、こればっかりは運というか縁というかですから、もしもの時のことも考えに入れたほうがよさそうです。
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