使いもしないのに持っているスライドバー。しかもふたつも持っている。種類違いでふたつ。ひとつは、薬瓶(Medicine jar)タイプ、Blues Bottle Heavy Wall No. 274 Small size、ジム・ダンロップ社製。もうひとつは、Moonshine Slidesの244 Mediumだ。言葉で説明するよりも、見てもらった方がはやい。先日、写真を撮ったのだ。
薬瓶タイプのスライドは強化ガラス製、もうひとつは陶製だ。また長さも違っていて、小指がすっぽりと収まる薬瓶に対して、少し短めのMoonshine。長さの違いによって、向き不向きというものも生じるのだそうだ。
長めのスライドは、オープンにチューニングしてのコード弾きに向いているという。対して短かめのタイプは、コードよりもメロディを弾くのに適するという。実際使ってみて、取り回しがいいと感じるのはMoonshineなのは確かだ。しかし、もしこれがコードを弾こうとなると、薬瓶がよくなるんだろうか。このあたりは、普段からやってないことにはわからないところだろう。普段は使わない、慣れない、よって弾かないという循環から抜け出せば、スライドも楽しくなるのだろうと思う。