聴いてくれる人がいるということ

 聴いてくれる人がいるというのは、なんて仕合せなことだろう。私は、自分の歌うのを聴いてもらいたい一心で、Skypeを導入してみたのだよ。Skypeというのはインターネット経由で使える電話ソフトで、もちろん電話だからリアルタイムでの通話が可能。会議機能を使えば、自分も含めて9人で会話することが可能で、それはすなわち一度に8人の友人知人に聴いてもらえるというわけだ。

 私はこのSkype経由で歌うというのを昨日試してみて、すごく楽しかった。インターネット越しに出会った知人友人に歌を聴いてもらえるという、それだけでもすごいことだと思うのだ。本当に、すごい時代になったものだと思う。一昔前なら考えもできなかったことができる時代になったのだと実感する。

 しかし、なによりありがたいのは聴いてくれる人がいるというそのことに尽きる。歌は、自分一人で歌うことも楽しいが、聴いてくれる人がいればなお楽しみが深まるものだと思う。コミュニケーションの一環として、あるいは自分を知ってもらうきっかけとしても歌は機能する。そういう機会を得ることのできる自分は、本当に幸せ者だと思う。

 そんなわけで、これからちょっと歌ってくる。聴いてくれる人がいると、やっぱり適度な緊張感が得られて、普段なら間違えないようなところも間違えまくったりして、実際経験値があがるね。そんなわけで、練習にももってこい。本当、楽しく役に立つ、こんなにいいことったらそんなにないと本気で思うよ。


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公開日:2007.04.08
最終更新日:2007.04.08
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