ピック、いろいろ試してみた

 大きくカテゴリをまたいで書いてしまうのは問題だけど、まだエレキギターで試していないのだからしかたがない。昨日買ったピック、いろいろ試してみた。

 最初に弾いてみたのはULTEXのJazz III。弾きやすさに驚いた。分厚いピックだから、ひっかかって弾きにくいんじゃないかとか思っていたのだが、全然そんなことない。めちゃくちゃ弾きやすくて、ああ、人気あるのもわかるわ。この次に、ナイロンのものかな、同じくJazz IIIを試したのだが、こちらの方が響きが明るく軽いと感じた。好みによって、ナイロンじゃないと嫌だ、いやULTEXの方がいいと、意見がわかれそうに思う、それくらいに違っていた。

 STUBBYは、Jazz IIIよりも音の角がとれて、少し丸くなった感じ。これも思ったより弾きやすい。音の明瞭さでいうと、Jazz IIIが最もはっきりとして、ULTEX Jazz III、STUBBY、V-PICKSの順に丸くなっていく。そして、ClaytonのDELRIN Small Teardropを試してみて、これはもうまったく性格が違っていた。明瞭さでいうと、STUBBYとV-PICKSの間に入る。大きさはともかく形状としては、これが一番フラットピックっぽいから、そういう音が出るかと思ったら、思ったよりも丸くくすんだ音がする。と、これは厚いピックの場合。薄いものになるとまた性格が変わり、ぺらぺらと弾ける、けれど薄っぺらくはない。Jazz IIIの明るく前に出る響きとは違い、少し繊細な音という感じだろうか。さすがにピックがしなるのだろう、手応えは少ない。Jim Dunlop Tortex .50よりも薄い音。うまく使えば、これはこれで出番がありそうと感じた。

 と、以上はドレッドノートで試した結果。ほぼ第一印象だ。エレキギターだったらどうなるんだろうな。


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公開日:2010.05.29
最終更新日:2010.05.29
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