二千六年のお年賀

　ヒラギノフォントを使いたいあまりに近況付きの年賀状を作成した二千四年。そのスタイルをとりあえず踏襲してか、今年の年賀状にも近況が付きました。踏襲といえば、黒一色というのは昨年の寒中見舞を倣った――わけでもないんですが、まあシンプルが一番かなということで黒一色です。

　今回の使用アプリケーションは、Macromedia FreeHand 10一本。長らく苦手でまともに取り組んでこなかったベジェ曲線にチャレンジしました。ピックガードがベジェ曲線で描かれているのですが、このピックガード、私の使っているギターのピックガードの写真を、トーティスのサイトからちょこっと借りまして、D28の輪郭に合わせて線を引くという頑張りようだったのですが、最後に微調整したので実際のかたちとは違っていると思います（台無しだ）。これを輪郭線だけでなく、例えば鼈甲のテクスチャを使うとかしたらまた趣の違った年賀状になったかも知れませんが、そういう技術はないので断念。いや、できたとしてもやらなかったかも知れません。

　最後に重要な要素について。本文中にあらわれるマイケル・アンジェロ先生というのは誰かというと、メタル系ギタリストで、とにかく速弾きで有名な人なんです。公式サイトや日本のファンサイトでビデオも紹介されてますからいっぺん見てください。この人はダブルネックならずダブルギターというのを弾く人で（V字型にギターがふたつ接合されている）、さらには四本ネックのお化けギター（Xマシンガンというらしい）まで飛び出す始末で、そのチャレンジぶりに日本でも大人気のギタリストです。「アンジェロ先生」をキーワードにしていろいろ調べると、その素晴らしさがより理解されるのではないかと思います。

　アンジェロ先生がどんなに素晴らしい人かわからないと年賀状の近況の狙いもわかってもらえないと思ったのでちょっとご紹介しました。

公開日：2006.01.04
最終更新日：2006.01.04
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