病気の時に食べたいものといえば、暖かくて消化の良いもの。お粥なんかは定番中の定番でしょう。でも、お粥だけではちょっと物足りない。栄養をたくさんとるためにも、いろいろ加えて彩りゆたかにしてみましょう。
鍋に残りご飯を入れ、水、塩一つまみを加え弱火で煮る。お粥自体なら、これで出来上がり。固さはお好みで。水を多めにすれば、それだけ軟らかくなります。
今回は、昨日のうどんつゆが残っていたので有効に利用させていただくことにしました。うどんつゆは、昆布鰹でとった合わせ出汁をもとにした関西風の薄味。これを先ほどの、煮詰めたお粥に入れます。
うどんつゆがなかったら醤油で味を整えることになります。その際に、出汁の素を入れるのも悪くないかと思います。
風邪引きということで、青ねぎは必須でしょう。小口でもいいですが、出来れば斜めに切りましょう。 重要なたんぱく源としてのちりめんじゃこは、ものがものなので下ごしらえの必要はありません。鰹節も同様。
卵は、半熟の状態が一番消化が良いので、火を止める間際に入れます。
味を見て、足りないと思ったら塩、醤油等加えて、味を整えます。味が整ったら溶き卵を入れ蓋を閉じ、火を止め余熱で半熟になるまでまちます。火を止めるのが早すぎると、卵が固まらないので気をつけましょう。卵がいい感じに固まったらこれで出来上がり。
具材は好み、必要等によって変わってきます。これと決めて作るのではなくて、適宜、冷蔵庫の中身などに従い、変えていって下さい。