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iPodの完全放電

 昨日は三日で折よく文化の日、休日だったもんですから、iPodの完全放電をして、ってなぜ完全放電に三日という日付が関係するのかというと、Appleで公開されているバッテリーに関する文書。ページの右側下のほうにiPodのバッテリー充電/放電をチェックというリンクが見つかるかと思いますが、ここからダウンロードできるiPod充放電スケジュールでは、毎月三日がiPodの放電日と決まっているんですね。まあ、ひと月に一度程度という目安で充放電すればいいだけの話ですから、必ず三日に放電しないと駄目だってことはないんですけど、ほらここはせっかくの休日ですから完全放電させてみようと、そんな気持ちになったのでした。

 とはいっても、完全放電は二度目です。リチウムイオンバッテリーは、ほら、最初に儀式だとかいいますが、完全放電と充電を二度ほど繰り返すことで、バッテリーの性能をスペックどおりに使うことができるとかいいます。なので、第一回目の儀式をすでにやっていたわけです。電力を消費させるのが目的なら、動画を二時間ほど見てやればそれですむ話なんですが、ですが無理に動画を見るのもなんだし、どうせだったら普通に使って消費させたいと考えまして、結局この考えがたたって、完全放電まで数時間かけたりしました。iPodは、バッテリーマークが赤く表示されてからでも結構持つものなのですね。

完全放電させると

 iPodを完全放電させると、当然ですが曲が突然終了して、画面は真っ暗になります。ここでUSBケーブルに繋いでやると、カラーのはずのディスプレイがモノクロ表示されて、真ん中に電池切れのアイコンが浮かんでいます。この時点ではまだマウントせず、ある程度の充電がされてはじめてマウントされます。はじめはこのプロセスが不思議で、ディスクとして動作する時は、USB給電ではなく電池を使っているということなのでしょうか。あるいはなんかの保険? まあ、私にはこういうところはとんとわからんので考えるだけ無駄です。

 はじめての完全放電時、いつもならiTunesとiPodの同期がされる際に、最後に再生した日などのデータも一致させられるのですが、このときに限ってはなぜかこれがおこなわれず、だから電池が切れたらこうしたデータは揮発してしまうものなのだと思い込んでしまいました。ですが、スリープ後に再マウントしたときだったかに、こうしたデータが次々と送られてきて、ちょっと変に思ったのですが、確かにiPodはハードディスクを使ってるんだから、こうしたデータもハードディスクに書き込むでしょう。多分、iTunesも作成しているみたいに、XMLファイルかなんかに書いてるんじゃないかと思う。だから揮発するのは変だと思ったんだけど、最初のマウント時にこうしたデータが読み込まれなかったというのはちょっと謎です。

 iPodの充電は、私はドックコネクタとか持ってるわけじゃないから、付属のUSBケーブルでおこなうのですが、これがスリープ中には充電されないみたいで、だから放っておいて充電というのがしにくいのはちょっと不便なところかも知れません。まあ、いずれ夜にはサイトやらBlogやらの更新でコンピュータは起きているわけで、だから特段の不便もないのですが、例えば夜中に充電とかしにくいというのは不便だなと思います。

 まあ、充電に関してはこんな感じ。あんまり目立つトピックではないと思います。


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公開日:2005.11.04
最終更新日:2005.11.07
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