ETTEILLAを読む

三つのステップ

 この占いの手順は、もっとも簡単なものである。いわば、GRAND ETTEILLAを用いた占いのしきたりへの、入門という位置付けである。

 この占い方をよく知るために、一から二十三までの番号がふられた、二十三マスの図を描くことをお勧めする。それぞれのマス目は、おおよそカード一枚分の大きさである。段の間の食い違いは、下図に厳格に従わねばならない。

右寄せで、最下段に十一枚、二段目に七枚、三段目に四枚、最上段に一枚のカードが配置されている。最下段の左から右に向かって、番号がふられている。 各列は、未来へ向かう階段を象徴している。

占いの手順

 続いて、七枚のカードごとに解釈していく。

 一枚目のカードから数えはじめて、七番目のカードでとまる。そのカードを、その位置(正位置であるか逆位置であるか)と隣接するカード(左右)の関連も考慮し、解釈する。

 階段を三度昇り降りするまで、同様にやり方で解釈を続ける。

 第一巡目では、7,14,21番のマスのカードを検討する。二巡目には5,12,19、三巡目には3,10,17のカードを検討する。

 四巡目(最終)には、1番のマスに戻ってくることとなる。その右側に見出される2番と、23番のマスに置かれたカードとともに、そのカードを検討する。

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公開日:2001.06.21
最終更新日:2003.08.23
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