教える才能はない模様

 今日、起き出してきたちょうどその時に義弟がうちにきたものだから、けれど話をしようにもなにを話題にしたものかわからんかったから、そうだ以前にギターを教えて欲しいといっていた。ギター絡みでいろいろ聴き出してみると、インディーズバンドに好きなのがあるらしく、その絡みでギターをやりたい。もっているのはエレキ、レス・ポールタイプだとのこと。そういえば私もレス・ポールタイプを持っている。弾いてないけれど。

 そんなこんなで、AD-35持ち出して、ちょっぽくさ教えるようなかたちになったわけさ。

 コードがよくわからんのですというので、これがピアノなら三和音について説明するところだけど、ギターはそういうの視覚的に把握しにくいから、説明しても無駄だと思う。だからいきなりダイアグラムを教えるのがいいだろう。ええと、第6弦を3、5弦を2、432は0で1弦を3にするとこれがG。うまく押さえられません。まあ、最初は指が慣れないから仕方ないよ、うんぬん。で、Gが弾けるようになったら次はC。6弦5弦の指をそのまま5弦4弦に移して、2弦を1、1弦は0にしたらこれがC。で、次はDを説明して、なぜこれからやるかというと、まあ単純な話。in GにおけるI、IV、Vを説明したわけだ。

 トニックとサブドミナントとドミナントがあって、その一番基本的なのがI、IV、V。これだけで簡単な曲の伴奏はいけるといって、なぜin Gから説明するかというと、in CにおけるIVがあのFコードだから。とにかく最初はセーハを使うコードは避けたい。ということでin Gで教えて、この概念をin Cに当てはめたらC、F、Gで、in EだったらE、A、Bになるんだよ。

 けど、どうやらうまく伝わっていないみたいだった。

 和声の基本はトニック、サブドミナント、ドミナントの理解であると私は思っているんだけど、今までこれを説明してすらっと通った試しがないのさ。けど、だとすると、一体なにから説明したもんなんだろうか。などと悩む私は、すなわち教える才能に欠けているってことなんだろうな。


こととねギターサイドへ トップページに戻る

公開日:2007.04.29
最終更新日:2007.04.29
webmaster@kototone.jp
Creative Commons License
こととねは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(表示 - 継承 2.1 日本)の下でライセンスされています。