ギターのピックは、特に練習過程においては、薄いものを使った方がよいと、宮脇俊郎『みるみる上達! 究極のギター練習帳』で読んだものだから、フラットトップギターではJim Dunlop Tortex .50を、そしてエレキギターではFender Classic Celluloid Thinを使っている。これで数ヶ月弾いてきて、当面変更する必要もないと思っていたのだが、先日ピックを買い足した際に、FenderのCelluloidの白と、そしてMartinのL .46mmのピックを選んでみた。
Fenderの白を買ったのは、鼈甲柄と白では鼈甲の方が少し硬いのではないかという印象があったから、じゃあ以前ヒビを入れて使えなくしてしまった白を足そうと思った。そしてMartinは、店のピック箱の中で一番薄そうだったのがこれだったからという理由で買った。Tortexは .50mmだ。それよりも薄い。またTortexは素材にかなりの腰があると感じられるが、比べてMartinはずいぶん柔らかい。
そういえば、以前、ナイロン弦のギターを弾く際に、ミディアムでは硬すぎるといっていた。なら、より薄く、より柔らかいと感じられるMartinのピックをナイロン弦にあわせてやればいいのではないか。そのように思っているところだ。つまり、まだあわせていない。