弾いていないと忘れてしまうものではあるが、こんなにも見事に忘れてしまうものだとは。ネットで知り合った人が、最近Scarborough Faireの練習を始めたといっていて、そういえば以前Scarborough Faireの練習していたなと思い出した。で、それはよいのだが、弾いてみようと思ったら、まったくもって弾けない。技術的な問題ではなく、以前どう弾いていたか忘れてしまっている。それはショックを受けるほどであった。ああ、つまり、ショックを受けている。
私はこの曲の伴奏をするにあたって、有名なサイモン&ガーファンクルの伴奏は参考にせず、好きに伴奏を作ったのだった。その際、Drop Dカポを使う。それは覚えていた。最初、カポをせずに弾いてみた時には思い出せなかったものが、Drop Dカポをつけてみれば思い出せた。しかしそれはまだ一部だ。思い出せたのは半分にも満たず、だからさらに思い出す努力を続けないといけない。
伴奏は以前録音したことがあったので、音を確認することは可能だ。最悪、昔の自分の演奏を耳コピーすることになるのだろう。