友人に譲ってもらったギター。YAMAHAのNo. 45。2004年にもらって、それからもう5年経とうとしているわけか。その間、職場に置いて、昼の休みに弾いていた。弦高も高く、ネックも太く、しかしこのギターを弾いてきた時間が、私を育ててくれたのだと思っている。
さて、そのNo. 45だが、いろいろとがたがきてしまっている。弾くぶんには当座問題はない。しかし、表板、ブックマッチされている中央がわかれてきてしまっていて、最初は薄く線が入っていた程度だったが、今となっては、もうしっかり見てとれるほどにわかれてしまっていて、木の伸縮のためか、乾燥か、あるいは接着剤が効かなくなったのか。修理すべきかどうか迷っている。
修理に出すほどのギターではないともいえる。もともとが古いギターであるし、それにまだ弾けている。ブリッジがはがれたとなれば演奏は不可能だろうが、まだブリッジはちゃんとついているのだ。多少表板に隙間ができたからといって、弾けないわけではない。そうした理由から、今も使い続けているのだが、しかしいずれは決めねばならないだろう。
できれば直したい。しかし、YAMAHAは受け付けてくれるだろうか。また、修理することで変わるところも出てくるだろう。よくなればいい。きっとよくなるだろう、そう信じて出すしかないのだろうと思う。