風邪引いちゃいました。それほど熱があるわけでもない、いわゆるひとつの引きはじめなので、はやめに栄養とって、よく寝て休んで疲れとって、ひどくなる前になおしましょう。
なお、今回は胃も悪いのです。口内炎が今はふたつ、最盛期にはいつつありました。上顎咽喉奥、左頬内、上唇内、下唇内側、舌先に大きいのがひとつ。普通のものを食べるのも、話すのも痛くて辛い状況でした。
なので、こういう場合は粥でしょう。
鍋に残りご飯を入れ、水、塩一つまみを加え弱火で煮る。お粥自体なら、これで出来上がり。固さはお好みで。水を多めにすれば、それだけ軟らかくなります。
今日は青ねぎがなかったので、にらを入れます。ちょっと細かめにざくざく、適当に切ってしまいましょう。にらは煮えにくく消化に悪いので、最初のうちに入れてよく煮込みます。
水を多めに入れて炊くとそれだけご飯がふやけて柔らかい粥になります。なので好みに応じて差し水したりしながら、炊き時間を調整してください。私は水を何度も足して、糊みたくなったのが好き。
ちなみに火は弱火で。強火にすると焦げますよ。弱火でも焦げるので、頃合いをみてよくかき混ぜて。
充分に煮えたら、削り節を入れます。これで出汁が出ます、おいしくなります。けれどあまり煮すぎると生臭さが出るので気をつけましょう。
今回はこくを出すためにオリーブオイルを入れました。いや、別にこれは入れてもいれなくてもいいんですが、体力があるうちなら入れるとちょっとこくが出ておいしくなります。バターを入れるという手もありますが、これは好き好き。弱った病人にこれらはきついので、そういう場合は油分を抜いてしまいましょう。
卵は溶いてもそのまま落としてもいいのですが、今回は溶き卵にしました。よく溶いた卵を鍋に入れ、軽く一二回かき混ぜて少し固まるのを待って、その後よくかき混ぜるのが私の好きなやり方です。
醤油は加えて味を調えます。場合によっては塩を入れるなど、でもお粥なのですから薄味に仕上げましょう。
以上、こんな感じで一食出来上がりました。好みと手元にある材料でもって適当に仕上げるというのが、このお粥のこつです。