Windowsがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!

2GBにしてみた

 購入後二年が経過したDellのInspiron 6000、これまでいうほどの問題もなく使ってきたこのノートPC。けれど少し思うところがあって、メモリの増設に踏み切りました。

 なぜか? まあ、単純な話なんですけどね。ちょっとメモリを大量に使うアプリケーションをインストールしたものですから、少しでも快適に動作させられる環境を用意したいものだなと思いまして。そのアプリケーションの推奨動作環境は、メモリにして1.0GBという実に豪気なものでして、対してInspironに積まれていたメモリはといいますと、初期の512MB。これじゃ必須動作環境の768MBにも及びません。実際、実行中にページファイルが足りないので割当量を変えてくれなんていうダイアログまで出る始末。今まで数年にわたりWindows 2000 / XPを使ってきましたが、こんなダイアログ見たのはじめてでしたよ。

 正直、このアプリケーションのためだけにメモリを増設するのはどうだろうとも思われたのですが、まごまごしていてこの機種に載せられるメモリがなくなってもいやですから、買えるうちに買っておこう。そう思ったら善は急げ、翌日にはメモリ購入の算段がすんでいました。

当初は+1GBの予定だった

 けれど、最初は2GBまで増やすつもりなんてなかったのです。Inspiron 6000はメモリスロットがふたつあって、私の構成では、512MBがひとつ載っていた。だから、+1GBして、1.5GBもあればいいだろうと思った……。思っていたんですが、結局店頭で1GB2枚組を選んでしまいました。ええと、型番でいうとD2/N544 1GB x2です。

 これを選んだのは、デュアルチャネルに期待してなんですよね。デュアルチャネルというのは同容量同速度のメモリモジュールをペアで装着した際に、メモリの帯域を2倍にして使うことのできる技術でしたか。まあ、メモリへのアクセス速度があがると考えていいと思うんですが、しかしなぜこれに期待したかといいますと……、件のアプリケーションのあまりの重量っぷりにへこたれそうだったからです。

 だってね、今どきNow Loadingはないと思うんですよ。シーンが変わる際に、データを大量に読むんですが、それが結構な時間なんですよ。限りなく実験作に近い最先端、とんがりまくりの仕様だから仕方ないんですけど、Inspiron 6000には荷が重いだろうと思いながら購入したという事情もあるんですけど、正直ここまでとは思いませんでした。ファミコンディスクシステムを彷彿するような待たされ方で、そこへ件のダイアログを見て、こりゃ駄目だ、素直にメモリ買い足そうと思ったわけですよ。

メモリ購入そして装着

 メモリはヨドバシカメラ店頭で購入。通販はちょっと怖い(間違って買ったりするのが)ので、機種確認用の小冊子見ながら店員に確認して購入。帰宅後、水浴びて、電源、バッテリー抜いたInspironのメモリモジュールへのアクセスパネルを開いて、取り付けはまあ難しいものじゃないですね。パネル閉じて、バッテリー、電源繋いで、スイッチオン。そうしたら、メモリモジュールが交換されましたぜという案内が出て驚きました。そうですか、こういうの表示するんですね。

 BIOS(だと思う)の機器構成画面で見れば、確かにメモリは2GBと認識されています。次いでWindowsを起動して、Systemで確認すれば、確かに2GBとして認識されていました。

 よかった。とりあえずは安心です。


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公開日:2007.09.02
最終更新日:2007.09.02
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