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聴取音楽情報の開示

　自分のサイトに、自分が今聴いている音楽の情報を表示できるツールなんていうのがありますが、私はあれを興味深くは思っていても、ちょっと導入する気にはなれずにいました。面白そうだなとは思うのですが、あんまり意義を見いだせなかったのです。というのもですね、なんか露悪趣味的なものを感じさせませんか？　いや、別に他の人がやってるのを見て趣味が悪いと感じたわけじゃないんです。問題なのは私の聞いているもので、普通にへんてこなのが出てきますからね。って、Blogに公開している分で充分露悪趣味を発露してるじゃんというのはいいっこなしですよ。

　さて、そうした音楽情報の公開に乗り気でなかった私ですが、最近ちょっと考え方を変えまして、そのきっかけとなったのは、私の参加しているSNSが、それはmixiなのですが、音楽情報の共有を始めたからです。MacintoshではiTunesに対応していて、そのユーティリティを起動していると、iTunesにて再生した曲が、そのつどmixiに送信されるのです。

　mixiにて扱われる情報は、曲名とアーティスト（演奏者）、そしてジャンルです。これ、正直他の誰が見てるんだという気もするのですが、けどこうして情報を出していると、演奏者や曲名でもって最近同じものを聞いた人というのを見つけることもできるんですね。

　これ、あんまりにポピュラーすぎる曲というのじゃあんまりありがたみがないと思うんですが、マイナーな、私以外に一体誰が聞いてるのかな、なんてものだと効果てきめんです。本当に誰も聴いていないようなこともありますが、そうでもよくしたもので、結構同趣味の人というのは見つかるのですよ。あ、この曲知ってる人、他にもいるんだ。ちょっと嬉しくなれる瞬間ではありますね。

　こうした、自分の趣味、好みから、同好の士を探せるというのはなかなかに悪くはない仕組みだなと思います。mixiはさらにプレイリストに対してコメントをつけることもできて、とはいっても私はつけたこともないし、これからつけることもないのではないかと思うのですが、でもこれで広がる輪もあるのかもな。人と人のつながりをもってサービスへの訴求力としているmixiが目をつけるのもわかるなと思いました。だから、もしかしたら、今このページで試みているように、サイトのトップページにでも聴いた曲のリストを掲げれば、それなりに意味は出てくるのかも知れない。少なくとも、私という人間が、普段どういう曲を聴いているのか、といっても私の場合はパーティーシャッフル任せなんですが、けど少しくらいは有意なリストになるのではないかと思います。

　しかし、私の場合、とにかく出てくる曲というのが、ジャンルも傾向もいい加減ということがわかるかと思います。こういうのも、まあ味なんだろうとは思うんですが……、なんでも多様なほうが楽しいのだといっておきたいと思います。

Now Playing Tune is...

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公開日：2006.07.06
最終更新日：2006.07.11
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