シリーズ iBook G4 ららら

もうなんでもかんでもは聴かない

 iTunesにパーティーシャッフルが搭載されてからというもの、私はパーティーシャッフルで音楽を聴くのが普通になってしまいました。実際この聴き方というのは理想的で、自分で選んで聴けば気に入っている同じ曲ばっかりを選んでしまって、結果聴かないまま、気付かないまま置いていかれる曲というのが出てきてしまいます。ですがパーティーシャッフルだとその心配はなくて、適当な頃に、適当によい曲をやってくれるから、おやと思う発見がある。ということは以前書いたので今回はいいですね。

 持っている音楽全曲をシャッフルして聴くという習慣は、iPodを買ってからさらに加速しました。で、こうやって聴いている時に問題となるのはあんまり聴きたいとは思わないトラックが選ばれることで、いや、それが音楽ならばいいんですよ。じゃあなにが困るかというとドラマの類いなんですね。ほら、まあ、私もおたくであるとかマニアであるとか、その類いの人間でありますから、少なからずそうした盤はあるんです。で、そういうのがまれに流れてくる。iTunesだったら前面に持ってきてスキップ、iPodでも同様なんですが、電車で座っている時など、ポケットをごそごそとやるのも億劫だし迷惑だし、というわけで、ここはすっぱりドラマの類いには遠慮してもらおうということになりまして、そのための対処をつい先日やったというわけでした。

スマートプレイリストの威力

 どうやって対策したのかといいますと、一言でいうとスマートプレイリストを使ったのです。スマートプレイリストというのは、指定した条件に応じて曲をピックアップしてくれるという仕組みでして、つまりドラマトラックにはそれがドラマとわかるような目印をつけたというわけです。具体的には、コメント欄にdramaと一言書き入れて、このような記載があるものは外すと、そういう方法をとりました。

 なんで今こういうことをやったのかというと、ライブラリの曲数が増えてきてしまったということもありまして、ハードディスクにはまだ余裕を持たせられるからいいけれど、iPodからは余分なものを抜いておきたいという思いもあったのですね。iTunesに手持ちのCDをすべて読み込ませた時点で8251曲あったのが、今では9092曲。まあ、千曲増えたわけでないからそれほどたいしたこともありませんが、まあちょっとは削りたいという気持ちもわかってもらえるのではないでしょうか。というわけで、ドラマやモノローグといった、非音楽のファイルを排除して、その結果が8825曲。そうか、二百五十曲ほどそういうファイルがあるのか。

 パーティーシャッフルのソースおよびiPodに同期させるプレイリストに、さっきいっていたスマートプレイリストを指定して、そうしたらドラマがなくなって、ずいぶん聴きやすくなりました。いや、ドラマが嫌いというわけではないんですけどね。ただ、すべてのドラマが好きというわけではありませんし、今になってこれを聴くのもさすがにつらいというのもありますわね。というわけできれいに取り除いて、いや、完全に取り除けていたらいいのですが、まあこればっかりは命に関わるものでもありませんからのんびりと検証していこうかと思います。


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公開日:2006.02.17
最終更新日:2006.02.21
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